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SEOしても集客出来ない。。賃貸の入居者募集!競合に勝つ3つの方法。

  • うちの不動産会社名を検索しても全然ヒットしないな。。
  • うちの管理物件を物件名で検索してもヒットするのは8位だ。
  • 「〇〇市 賃貸」、これで14位かぁ~。。

2018年頃までは上位を取っていたサイトも、今では検索上位が取れなくなりましたよね。
ヒットするのはまずは、スーモ、ホームズ、アットホーム、大東建託、東建コーポレーションなどなど。

ここ数年でSEO手法は大幅に変わりました。
みんなどうやってプロモーション活動をやっているのか?どうやってWEBマーケティングを行っているのか?

当記事では少々専門的なところが多くなります。
順位が上がらない理由はそうだったのかとある程度の理解は出来ても、分かったからといってそう簡単に解決出来ることではありません。
今回は、まずはSEOしたところでそう簡単には順位が上がらない理由と、少しでも集客を有利に行う方法を紹介していきます。
やらないよりは絶対マシにはなると思うのでぜひ実践してみてください!

※ 当記事ではPPC広告(リスティング広告)に関する内容は掲載していません。

今日では、昔のSEOは一切通用しなくなった

まず最初に断っておきます。
Googleの度重なるコアアルゴリズムアップデートにより、今は昔のSEOは全く通用しなくなりました

今回の記事を読む読者さんはこういった流れも気になることでしょうから、少し紹介しますね。

2011年頃まではGoogleのSEOといえば、とても簡単でした。
どんなサイトであれ、とにかく被リンクをもらっておけば順位が上がっていた時代でした。
今思い返すとすごかったですよね、文字を背景色と同じ色にしてバレないようにいろんなページから大量のリンクを貼ってもらってたとか。

2012~2013年頃になると無意味な被リンクは一切評価されなくなりました。
それと同時に、そんな変なリンクをもらっていたサイトは評価がガタ落ちし、一気に検索ランキング圏外に飛んだりしましたよね。
同じく、この頃からペナルティを受けるサイトが増えるようになります。
しかし、意味のあるリンク(本質のあるサイト)は無駄な評価を受けずにいました。

2015年頃になると、意味のあるリンクから高評価が得られるということで、SEOといえばサテライトサイトという言葉が流行りました。
どういったものかといえば、関連性の持ったサイトを自身やグループ、SEO業者にお願いして作ってもらい、自サイトにリンクを貼ってもらうというものです。
つまり、自作自演で被リンクを得たわけですね。で、それがGoogleにバレるとペナルティの対象となったりしていました。
しかし、バレなければ「〇〇市 賃貸」で1位を取り続けることが出来、1位さえ取れている仲介業者は費用対効果も良かったものと思われます。
当然ですが、良いサイトは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やNaverまとめなど勝手に自然なリンクが貼られます。そういったものは評価され続けました。

2018年8月、決定打となったYMYL、E-A-Tを最も重視したのコアアルゴリズムアップデートでした。
ここでは詳細な説明は割愛しますが、分かりやすく言うと、
人の将来の幸福、健康、経済などの分野において、専門分野に強くない人がページを作っても信頼できないから順位あげられないよ。的なアップデートでした。

このコアアルゴリズムアップデート以降、スーモやホームズなどのポータルサイトが上位を占めるようになりました。

今の時代、サテライトサイトを作っても意味がないのか?

あらかじめはっきり言いますが、意味はありません。
いまだに、そのようなSEOを提案してくる業者を使うのはやめましょう。

理由は3つ。
Googleが提唱したE-A-T(現在はE-E-A-T)が参考になります。

つまり、自サイトであっても、Googleが提唱するE-A-Tを考慮し、サイト、ページ構築を行えばサテライトサイトなんて必要がないということです。

なぜなら本当に良いサイト、良い情報が載っているのでであれば、放っておいても自然なリンクがつきます。

Expertise(専門性)

そのサテライトサイトの専門性がかなり強いサイトでドメインパワーも強いのであれば話は別かもしれませんが、果たしてメリットはあるでしょうか。
一番高い専門性のある記事を自サイトに持ってくるだけで良いだけの話です。

例えば不動産会社が開設しているサイトであれば、そこに籍を置く宅地建物取引士が良い記事を書くことが一番専門性を上げられることになります。
なので、それが出来るのであれば、自サイトで実行実施すればよいのです。

Authoritativeness(権威性)

専門分野に特化した人が、いくつもの記事を書くと権威性がありますよね。
そしてかつ内容がとにかく充実していると見る側も飽きることなく、納得すればその次のステップとしてそれをヒントに部屋探しをすることになります。

権威性を高めようと思えば、今、お持ちのドメインが.jpや.net、.org、.comであれば、.co.jpに変えるだけでも権威性は高まりSEO効果は得られます。

Trustworthiness(信頼性)

先述したE-Aと被るところはありますが、この記事を専門分野に特化している誰が書いて、このサイトは〇〇という会社が運営していて、住所、連絡先もしっかり書かれている。
信頼性においてはこれだけで十分です。

しかし、このE-A-Tをきちんと実行しても勝てないのです。

多数の物件情報を掲載してもSEOと言えない?

言えません。

なぜなら物件情報を正しく紹介したところで、それは所詮、ただの物件情報です。
不動産業者が掲載しているとはいえ、ただそれだけでは専門性に強いとは言いづらいです。

特に、不動産業は特殊で横のつながりがある業種です。
同じ賃貸物件でも他所の会社も扱うことがあり、そうなると余計に価値のうすいページがたくさんあると判断されてしまうぐらいかもしれません。

ただ、少しでも物件、物件そのものの情報を濃くして掲載することで同じエリアの他所の同業者には勝てるかもしれません。

なぜスーモやホームズなどのポータルサイトが上位に来る?

スーモやホームズも多数の物件情報を掲載していますが、圧倒的な差は情報量の差です。

これらのポータルサイトはブログを使って、賃貸に関するテーマにおいて多数のユーザーの役に立つブログを日々配信しています。
それもとんでもないブログ記事の情報量です。
よって、それらポータルサイトはGoogleも専門分野の長と認識していることでしょう。

僕らのような一個人、地方の不動産業がブログを配信したところで勝てるわけないんです。
逆を言えば、ポータルサイトにはない記事を投稿し続け、ユーザーの役に立つ情報、解決出来る情報を発信し続ければひょっとしたらキーワードによっては勝てる可能性もあります。

その記事を読んだ人が、その不動産会社の周りの人でなくても解決できるような記事であった場合であっても、トータルで見ると順位が上がるきっかけにはなることもあるでしょう。

でも、、、

ポータルサイトありきです。賃貸物件はどのように対抗すべきなのか?

大手ポータルサイトには、簡単には勝てません。
いくらお金を使ってよい記事を掲載したところでそれでも足元にも及びません。
なぜなら大手ポータルサイトが掛けている金額が桁違いだからです。

この記事に来られた方は、もうすでにスーモやホームズ、アットホームなどに参画していて、ポータルサイトに掲載しているはずですよね。
自社集客では無理と判断し、恐らくどこの不動産会社も参画しているはずです。

で、あれば発想の転換をしましょう!

まずは、掲載している同エリアの不動産会社に勝つ!ということです。

それぞれのポータルサイトが、アルゴリズムこそ教えてくれないものの、掲載時にどうやったら上位表示されるかのポイントは紹介してくれてますよね。
まずはそれを実行するしかありません。

どうやったら勝てる可能性が上がるのかを解説します。

掲載する物件情報は他社よりも細かく掲載する

それぞれのポータルサイトの物件登録時は情報を事細かく掲載出来ます。
物件情報コピーなんかも出来たりしたりますが、コピーができない部分もありますよね?

その部分をそのまま空白にして掲載していませんか?
各ポータルサイト、同じ評価の物件があると横並びにせざるを得なく、競合同士の中から選んでねと言うしかないのです。
部屋探しのユーザーからすると、迷ってください。と言われているようなもので、とても不親切です。

しかし、そこを埋めることで、オリジナリティを持たせることが出来、上位表示に持っていくことが出来ます。
また、「綺麗な物件でおすすめです!」の一言で終わるよりも、なぜおすすめなのかを具体的に記載することで、ユーザーからも評価が得られる結果につながるでしょう。

なので、この部分は面倒でも絶対に行うべきですね。

掲載する部屋写真の撮影には本気で取り組む

被写体を定めないで何も考えず、斜め上から撮ったような写真では伝えたいことも伝わりません。

部屋写真というのは、あえて扉を開けて撮ることで間取りを伝えることが出来たり、正しい角度から撮ることで横並びにある部屋の大きさ、感覚までも伝えることが出来ます。

そして何より、掲載写真を未だに本気で撮影している不動産会社は意外と少ないです。

こちらの記事で部屋写真の撮影方法を紹介しているのでぜひ参考にどうぞ。

情報掲載することで得られるポイントがあれば、まずはそこに重点を置く

居室が汚いからといって、居室写真掲載をスルーして建物外観、キッチンの一部、トイレ、バス、ゴミ捨て場などの写真で評価が上がるわけありません。

基本的には外観、間取り、居室、キッチン、浴室、トイレは絶対掲載として、あとは付加価値がつけられそうなパントリー、ウォークインクローゼット、眺望がよければ眺望、オートロック、宅配ボックスなどの設備の写真を掲載することで他社に差をつけることが出来ます。

面倒だけどやろうと思う、でも、その掲載手順を手短かで終わらせる方法はない?

大手のフランチャイズ(アパマンショップ、Century21、エイブルなど)に加盟している場合は、それぞれの物件登録システムツールを利用してある程度まではポータルサイトに同じ情報を発信できます。

ただし、この場合は別料金となることが大半ですが、そこはケチらないようにしましょう。
大抵は1~2件でも決めることが出来たら元が取れるような月額料に設定されているはずです。

物件登録作業は地味に時間がかかります。
そのようなシステムがある場合には、お金は掛かっても効率化を優先しましょう!

費用対効果はかなり高いはずです。

手っ取り早い集客方法は、ポータルサイトに徹底した情報掲載を行うこと

SEOを主として一企業、個人で大手賃貸系ポータルサイトに戦おうとしたところで、簡単には勝てないことを解説しました。
すぐに解決するとは限りませんが、現状ではポータルサイトにたっぷりな情報を掲載することで同エリア同業他社にはまだまだ有利に戦えるはずです。

掲載枠が少ない場合は、枠を広げても十分回収出来るぐらいポータルサイトへの掲載はとても強いです。
今から準備しておけば、2024年春の繁忙期までに十分間に合うでしょう。

まずは、必要な情報を埋めてみて、良い写真を掲載して改めて集客効果を感じてみてください。

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