事故物件ってやっぱり何かが起きるもの?
事故物件で心霊写真は撮れる?
事故物件で生活するメリットって何がある?
ここに来られた方は、事故物件に住む住まないは別として、事故物件にどんな現象が起きるのか気になってこられた方が大半でしょう。
実際、ああ、、これ怖いね、、なんていう写真を見せられたこともありました。
今回の記事であなたの疑問が解決できるかどうか分かりませんが、実際に聞いたこと、見てみた事を紹介してみますね。
そもそも事故物件、訳あり物件って?
一応、知らない方のために!
車が突っ込んできて、建物の躯体に影響があった過去があるというようなものではありません。
不動産でいう事故物件とは、おおよそ「何かしらの理由で人が亡くなった部屋」のことを指します。
亡くなり方には大きく分けて3つあります。
大別すると「殺人」「自殺」「自然死」ですが、これらすべて事故物件にするかどうかは曖昧で、少なくとも法律で明確に定義されているわけではありません。
しかし、「殺人」「自殺」があった場合は告知するのが妥当だと国土交通省のガイドラインに記されており、それこそが事故物件に該当します。
「自然死」については、この国土交通省ガイドラインでは
「老衰、持病による病死など、いわゆる自然死については一般的で、住居として利用する場合、またはオフィスで利用する場合は原則として、賃貸借取引及び売買取引いずれの場合も、これを告げなくてもよい。ただし、対象不動産で過去に人が死亡し、放置された場合など特殊清掃等が行われた場合は告げるべき。」
というような記載があります。
ということを踏まえると、事故物件であるかはどうかさておき、「自然死」であっても告知するのが妥当なんだろうな、という見解になります。
なぜなら、特殊清掃するような自然死案件は大抵の場合、身寄りのないご老人が一人暮らししている場合が大半なんですよね。
そうなると時間が経過し、周囲が臭いに気づいて連絡が来る=十分に腐敗している=特殊清掃が必要になる。
そのようなことが以前あった部屋となればそれは心理的瑕疵(かし)となりうるので、告知する必要がありますよね。
その一方で、よっぽど年齢が若い方の場合は、周りからすぐに連絡が来るため、時間が浅く発見した場合は「告知しなくても良い」ので、事故物件扱いにはならないことが多いです。
とはいえ、、特殊清掃の入った自然死があっても告知しない不動産会社は多々あります。
この場合は、家賃も下がってないので何も気づかず、入居申し込みを行ってしまうことだってあり得ます。
国土交通省ガイドラインリンク
事故物件、訳あり物件ってやっぱ何かが起きる?
結論から言うと、何かが起きたりする部屋はあるらしいですね。。
少なくとも全部屋ではないけど、聞くことはあります。
とはいえ、別に事故物件でなくても変な現象話を聞くだってありますよ。
自然死の場合のケースも紹介しています。
今回紹介する案件は、やはり大島てるにすべて掲載されています。
ちなみに、事故物件でもないのに変な怪奇現象が発生することもあります。
今日もある方は下記も参考にどうぞ
実際、何が起きた?
【部屋・自殺・2015年】同じ時間にチャイムが鳴る
家賃は安いほうがいいし、人が死んだ部屋であっても気にしないと引っ越した大学生の話。
もちろん告知し、家賃は他の部屋の半値。
入居した当日の翌日1:52にチャイム(ピンポーンってやつです)が鳴った。
この日は遅くまで友人宅で飲んでいて帰宅後の直後で、誰だ?こんな時間に?と思って、外に出たら誰もいなかった。
翌日も、同じような時間にチャイムがなるが、うとうとしていたのでそのまま寝た。
翌々日も、同じような時間にチャイムがなるが、同じ理由で寝ていた。
気づくと、毎日同じ時間にチャイムが鳴っている。
どうせ今日も鳴るだろ!とその日は寝ずに時間を待った。
そうしたらやっぱり鳴った。
その後、すぐに玄関ドアを開けたけど、誰もいなかった。
その後もチャイムは鳴り続けるが、「ああ、、これがそれなのかな。」と思って、この程度ならいいやと大学を卒業するまで暮らした。
【共用廊下・自殺・2021年】変な顔写真が写ってしまう
飛び降りれば人が死んでしまうぐらいの高さから飛び降りて亡くなった過去があった。
この場合は、部屋で亡くなったわけではないので一切の告知をしなかった模様。
しかし、とある部屋で洗面化粧台に向けてポーズを決めてスマホで写真を撮ると、、、
体は普通なのに、自分の顔だけが完全に歪んでいた。
その子は、それ以来、鏡に向かって写真を撮ることはその部屋以外でも一切しなくなった。
【階下の部屋・殺人・2018年】同じ時間に悲鳴が聞こえる
売買案件、安かったので購入した分譲マンション。
買主は事故物件とは聞かされていない。そもそも部屋が違うので、不動産仲介業社としても告知する必要はないと判断したのだろう。
夫、妻、小さな子供二人の4人で入居するが、引っ越した途端から妻と子供一人が、毎日同じ時間17:00頃に悲鳴のような声が聞こえるといった。
一人の子は何も感じてないようだし、その時間、夫は仕事でいないのでそれまで聞いたことはないらしいが、妻が「絶対何かおかしい!」と言うので17時に家にいるようにした。
しかし、17時を迎えても夫には聞こえない。妻と子にはやっぱり聞こえたそうだ。聞こえる子供は泣きだす。
その聞こえる声は明らかに悲鳴だという。
しかし、夫にはまるで聞こえない。聞こえてはいないが、
んー、、確かに安かったよな、、なんかあったんかな、ここ?と夫は、「大島てる」で調べると階下で「殺人事件」があったらしいことが分かった。
夫は不動産仲介業者に対して「こんなことが事前に分かっていたら買わなかった!!」と
【マンション横の公園・事故死・2006年】謎の女の子
直接マンションとは関係ないが、マンション横の公園も同じ管理会社が管理していたようだった。
事故部屋ではなかったので特別安くはなかったけども分譲マンションを賃貸というケース。
マンション横に公園があるのは小さな子供がいる家庭には助かるようだ。
ある夜(20時ごろ)、家族で4人で歩いて駅から帰ってきた。
末っ子の男の子(4歳)が絶対に誰もいないはずの公園を見て、笑っては手を振っている
「誰かいるの?」
「〇〇ちゃんがいる。」
え・・・?
となったが、その時は特別気のせいだと気にもしない夫婦だったが、翌週休日に家族で買い物にいった帰りには、やはり公園を見て手を振る末っ子がいた。
「やっぱ誰かいるの?」
「そうだよ!〇〇ちゃんがいる。ブランコ乗ってこっち手振ってる。」
末っ子はそのように言うのだが、その公園にはそもそもブランコがないことを不思議に思った夫婦は、それから間がないうちに思い切って管理人さんに聞いたらしい。
「昔、この横の公園ってブランコがあったんですかね?」
「え?なんで知ってるんですか?」
「あ、やっぱり!?なぜ無くなったんですか?」
「誰かからすでに聞いてませんか?(中略)んー、、じゃあお話します。
〇〇年5月にここに住んでいた女の子がブランコに乗っているところ、首から後ろ向きに落下してそれがきっかけとなって亡くなっちゃうという事故があったんです。
それから同じように夕方になるとブランコにその子が現れるというお話があったもので、お祓いしたあとブランコを撤去したんです。
ただ、どうやら今でも遊んでいるようでして。。」
なるほど、、、気の毒な話と思って解約しようとしたが、その日以来、その末っ子がその女の子を見ることは無くなったらしい。
【部屋・自然死・2015年】肩が重い
とある孤独死がある部屋があった。
生活保護で、もちろん身寄りのないご老人。
発見は5月GW中だったが、死亡から3か月程度経過が予測され、体は溶け、目は飛び出しているような状態だったという。
ご遺体は警察に撤去され、部屋を明け渡すにも片づけが必要で、その不動産会社はレンタル家電で使えそうなテレビを1台持ち出そうと考えた。
不動産会社の人間も一人で行くのは心細いため、3人でテレビを取りに行き、事情を知っている二人は玄関外で待っているようだったが、
中に入った一人から「ちょっとー!やめてくださいよー!」という声が聞こえた。
「何もしてないぞー。」といえば、
すべての電気が一瞬ついたということだった。
電気はつい先日止められている部屋で通電するは出来なかったのだが、とりあえず無事にテレビとリモコンを持ち出すことに成功した。
そうすると、早速そのテレビを持ち出した一人が、「さっきひねったのか肩がめっちゃ重いっす」と言い出したので、まさかな、、と思いながら近くのコンビニによって塩を買って3人全員が塩を浴びた。
なんで塩?と、そこで、そのテレビを持ち出した彼もおかしなことに感づいたという。
あれが死臭と分からない人には分からないようだ。
その後、別の入居者の部屋から新品のテレビが付かないとクレームが入ったため、その足でそのお部屋に向かった。
何のことはない郵便番号の設定もされておらず、原因はこれだとすぐわかった。しかし、音声は正常になったが映像が映らないことから
「テレビの初期不良かもしれません。一度購入先へ相談願えますか?」
といってその方の部屋を出た。
そうすると、うっかりしていた入居者さんは何の気なしにテレビを付けたところ、まともに映ったという。
3人で、会話した。
「あんだけやって映らんかったのに映るっておかしくない?このテレビ、、、返しに行こうか…?」
と夕方、もう暗くなり始めていたが孤独死の部屋からとったテレビを返しにいった。
3人で手を合わせて帰ろうと思ったとたんに、その一人の肩がすっきり治ったという話。
何かが起きたと聞いたことがない部屋
少なくとも僕が知る限り、事故物件に分類される部屋できちんと告知を受けていて、それに納得して入居しても何もない部屋のほうが大半です。
ただ、実際どうなのでしょうか。
霊感がなかっただけ、といえばそれだけの話かもしれません、霊感がある方が入れば結果は違うのかもしれません。
それについては、僕たちが知る由もありません。
ちなみに、やはり賃貸物件であればこれらも大島てるに掲載されています。
【部屋・自殺・2017年】何もない
大学から実験用の道具を持ち出し、部屋内で燃やし、一酸化炭素中毒にて自殺。
自殺であったため、告知はするもその後の入居者は何も起きた事はない、という。
【戸建て・自殺・2014年】何もない
老舗であった。新しい時代の流れのやり方についていけず、昔と変わらぬやり方で事業を行った。しかし、結果破綻し、主人がその家で首つり自殺。
その主人の自殺姿を見た家族は、恐怖から皆、家を出て売りに出した。
その後、告知を受けて「安いなら全然いいですよ!むしろどんなことが起きるのか気になる」というような平気な人が入るも、今まで何一つ起きたことがないという。
事故物件であれば、確かに何かが起きる可能性があるかも
事故物件は、不動産屋さんもあえて言いませんし、皆さんが存在を知らないだけで身近なところにも多数点在し、総評すると事故物件は皆さんが期待していたように、経験則を元に、何かが変わったことが起きる可能性が高いかもしれないという結論になりました。
ただ、事故物件であっても、本当に何も起きない部屋も多々ありますし、そもそもそれに期待して入るのもなぁと思ったりしますが、、、
陣内智則さんがコント動画で「IWK付き(いわくつき)」の間取りの紹介を受けたりしてネット動画でもたまにネタにされてます。
そのほか、そういうお部屋に喜んで入られるような松原タニシ(松竹芸能)さんは有名ですよね。
事故物件を好んで、住んでは他の事故物件にいったりしている動画を上げられているので、興味がある方は合わせてどうぞ!