「え、うちのアパートのベランダにハチの巣が…!」
賃貸住宅に住むあなたなら、一度はそんな恐怖に遭遇したことがあるかもしれません。まさか自分の住む場所にハチの巣が作られるなんて、不安でたまりませんよね。
でも大丈夫!この記事を読めば、賃貸アパートでハチの巣を見つけた時の正しい対処法がわかります。
賃貸物件のハチの巣駆除は、誰が責任を持つのか、費用は誰が負担するのか、自分で駆除していいのか…様々な疑問が湧き上がります。さらに、種類によって危険度も異なるので、不安は尽きません。
でもご安心ください。この記事では、賃貸アパートのハチの巣に関する疑問を解決し、安全に駆除する方法をご紹介します。
この情報があれば、あなたもハチの巣問題をスムーズに解決し、快適な住環境を取り戻せるはずです。
さあ、一緒にハチの巣問題を克服しましょう!
ハチは「住みやすい環境」を求めてあなたの家に巣を作る!
ハチがあなたの家に巣を作るのは、そこに「住みやすい環境」があるからです。具体的には、以下の3つの条件が揃っている場合、ハチは巣を作りやすいと考えられます。
餌となる花や蜜源が近くにある
ハチは、花の蜜や花粉を餌としています。そのため、家の近くに花壇や公園、緑地など、蜜源となる植物がある場合、ハチが集まりやすくなり、巣を作る可能性が高まります。
巣を作りやすい場所がある
ハチは巣を守るために、雨風を避けられる場所や、外敵から身を守れる隠れた場所を好みます。屋根の軒下やベランダの隅、換気口の周りなど、静かで人目につきにくい場所は、ハチが巣を作るのに適しています。
ですので戸建てだろうとアパート、マンションであったとしても場所によってはハチが巣を作るのに最適な場所ということになるんです。
ハチの習性によるもの
特定のハチ(例えば、スズメバチやアシナガバチ)は、過去に巣を作った場所やその近くに再び巣を作る習性があります。これにより、一度ハチの巣ができた場所では、再度巣が作られるリスクが高くなります。
近くで巣を作るハチの種類や巣の特徴
日本で見られるハチは、大きく分けてミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類、たまにトックリバチも該当します。ハチの種類によって、性格や攻撃性、巣の大きさや形が異なります。
そのため、ハチの種類を見極めて、適切な対策をとるようにしましょう。
種類 | ミツバチ | アシナガバチ | スズメバチ | トックリバチ |
---|---|---|---|---|
写真 | ||||
特徴 | 穏和な性格 | 比較的穏和な性格 巣に近づくと攻撃的 | 攻撃性が強い 巣に近づくと大変危険 | 穏和な性格 巣に近づくと危険 |
巣の特徴 | 丸い形 | 下向きにぶら下がった、楕円形や丸い形の巣 | 球状で、灰色の紙のような素材で作られた巣 | 徳利のような形をしている |
ピーク | 9~11月 | 8~10月 | 7~11月 | 6~10月 |
積極駆除 | △ | ◎ | ◎ | △ |
ミツバチの巣
巣は丸い形をしていて、蜂の集団で覆われて、中身は蜂蜜を貯蔵するための六角形のセルが特徴的です。
巣は木の洞や屋根裏など、比較的隠れた場所に作られることが多いです。
ミツバチの危険性
ミツバチは攻撃性が低く、通常は刺激しなければまず刺すことはありません。ただし、巣にちょっかいを少しでも出すと、守るために集団で攻撃してくることもあります。
駆除を目的でない限り、巣をつつくのはやめましょう。
アシナガバチの巣
巣は下向きにぶら下がっていて、その外観はシャワーヘッドのような形をしています。巣の材料は木や草の繊維で、薄い紙のような質感です。
巣は軒下やベランダ、植木の枝など、人目に付きやすい場所に作られることが多いです。
アシナガバチの危険性
アシナガバチも比較的温厚ですが、巣に近寄ると攻撃してくることがあります。刺されると非常に痛み、アレルギー反応を引き起こすこともありますので、見つけ次第駆除するようにしましょう。
下記のようなスプレーなどで誰でも簡単に駆除が出来ます。
スズメバチの巣
スズメバチの巣は、球状で大きく、外側は茶色の紙のような素材で覆われています。木の枝や軒下、地中に作られることが多く、大きいために非常に目立ちます。
スズメバチの危険性
スズメバチは非常に攻撃的で、危険度MAXです。巣に近づくと集団で攻撃してくることが多いです。刺されると大変強い痛みを伴い、場合によっては命に関わることもあります。
巣を見つけた場合はご自身で駆除するより、賃貸であれば不動産管理会社かもしくは大家さん、ご自宅であれば害虫駆除業者に依頼するのが無難です。
特に9~10月に出現するスズメバチは特に危険で、巣内には新女王バチが生まれ、巣を守るために他のハチも最も攻撃性があがっています。
逆に5月などにビックリするような大きなスズメバチが1匹で飛んでいることがありますが、巣作りを始める女王バチです。この頃のスズメバチは、ちょっかいさえ出さなければ危険性は低いです。
トックリバチの巣
トックリバチの巣は、まるで宙に浮く泥団子ともいえるような見た目をしており、ものによってはお酒を入れる徳利(とっくり)のように、綺麗な丸い穴が開いています。
さらにそれと同じような形でも、マーブル模様があって形が綺麗なものであればそれはコガタスズメバチの巣になるので見極めるようにしましょう。
トックリバチの危険性
トックリバチは、比較的穏和な性格をしています。
トックリバチはハチはハチでも、単独行動をするタイプで中には親バチ、幼虫が1匹、幼虫の餌であるガやチョウの幼虫が1匹入っている程度です。
仮に巣を作られたとしても、ガやチョウの幼虫をとってくれるので益虫として扱われたりすることがあります。
積極的に巣を駆除する必要はあまりないでしょう。
賃貸物件でのハチの巣駆除の責任と費用負担は?
共用部分のハチの巣駆除は大家さん側
賃貸物件の共用部分にできたハチの巣は、不動産管理会社または大家さんが駆除費用を負担するケースが圧倒的に多いです。
共用部分とは、建物のエントランス、廊下、階段、エレベーター、駐車場、庭など、全ての入居者が使用できるエリアを指します。これらの共用部分に発生した問題は、通常、入居者全体の安全や快適な生活環境に影響を及ぼすため、不動産管理会社や大家さんがその維持・管理を行う責任があります。
実例
賃貸借契約に基づく責任
賃貸借契約書には、共用部分の管理責任が、貸主または管理会社にある旨が記載されている場合が多いです。
安全確保の責任
貸主や管理会社は、入居者が安全に生活できるよう、共用部分の安全確保の責任を負っています。ハチの巣は、入居者の安全を脅かすため、駆除する必要があると考えられます。
専有部分のハチの巣駆除は入居者側
共用部分は大家さん側の負担になるのに対して、専有部分は入居者側が駆除費用は、原則として入居者が負担することが多いです。
ここでいう専有部分とは、部屋の中やベランダ、窓、玄関など、入居者が自由に使える部分のことです。
特に、何度もハチの巣を作られるというのは入居者の何かしらの行動が影響していること可能性が高いと言え、例えばベランダに花を設置していたり、家庭菜園を行ったりしているケースです。
ただし、上述した安全確保の観点からも例外的にスズメバチの巣だけは不動産管理、大家さんに連絡することで大家さん側負担で駆除をしてくれるケースが多いです。
費用負担の話はさておき、ハチの巣が出来たことが確認出来れば一旦は不動産管理会社、もしくは大家さんに電話連絡をしてみましょう。
費用負担の例外ケースと賃貸借契約書の確認
一般的には、共用部分は不動産管理会社もしくは大家さん、専有部分は入居者が費用を負担するケースが多いですが、例外として、大家さんや管理会社が費用を負担する場合もあります。
賃貸借契約書に特約がある場合
- 契約書に、ハチの巣駆除に関する特約が記載されている場合、その特約の内容に従う必要があります。
- 例えば、ハチの巣駆除費用を大家さんが負担すると明記されている場合、入居者は費用を負担する必要はありません。
- 特約の内容によっては、入居者が事前に駆除費用を支払う必要がある場合もあります。
例外ケース
- 入居直後にハチの巣が見つかった場合
入居して間もない段階でハチの巣が発見された場合、これは入居者の責任ではなく、前入居者や物件管理の問題と見なされることがあり、この場合は不動産管理会社や大家さんが費用を負担する可能性のほうが高いです。 - ハチの巣が予想外の場所に作られた場合
例えば、建物の構造的欠陥が原因でハチの巣が作られた場合、入居者の責任とは言えず、管理会社や貸主が対応すべきケースも考えられます。
実際のところ、ベランダに出来たアシナガバチの巣であっても不動産管理会社、大家さんに連絡すれば直接対応してくれ、費用負担をせず済むケースは意外と多いんです。
賃貸物件のハチの巣駆除の費用負担は、契約内容や状況によって異なります。
賃貸借契約書をよく読み、ハチの巣駆除に関する特約があるかどうかを確認してましょう。
ハチの巣を駆除する方法
ハチの駆除は、専門知識や技術が必要である場合があり、思わぬ危険を伴います。
特にスズメバチは攻撃性が強く、集団で襲ってくるため、素人が駆除するのは非常に危険ですのでスズメバチの巣は素直に業者に依頼するようにしましょう!
自分でハチの巣を駆除する場合のポイントと手順
失敗してしまったら集団で襲われる可能性があるので、駆除を行う際は必ず一発で仕留めなければいけません。
自信がない場合や、巣が大きい場合は、無理をせず専門業者に依頼することを検討しましょう。
虫よけスプレー(サラテクト)などは刺してくるハチには効き目はありません!
1. 事前準備
防護服(厚手の服)を着用
長袖、長ズボン、手袋、帽子、顔を覆うネットなど、ハチに刺されないように全身を覆う衣類を着用します。
適切な道具を準備
スプレー式殺虫剤(ハチ専用のもの)、懐中電灯(赤いフィルター付きのものが理想的)、長い棒やホウキ、ゴミ袋を準備します。
大きな持ち手がついていて扱いもしやすいでしょう。8m程度は届きます。
屋内で使用する際には出しすぎに注意しましょう。
2. 駆除のタイミング
夜間に行う
ハチが活動を停止する日没後2~3時間が最も安全な時間帯です。夜間はハチの視力が低下し、攻撃性も低くなるため、作業を行うには理想的なタイミングです。
3. 駆除の手順
殺虫剤の使用
ハチの巣に向けてスプレー式殺虫剤を噴射し、巣全体に行き渡るように噴霧します。殺虫剤の効果が発揮されるまで少し待ちます。おおよそ1~数分です。
巣の除去
ハチが完全に死滅したことを確認したら、長い棒やホウキを使って巣を落とします。落とした巣はゴミ袋に入れてしっかりと封をします。
後片付け
駆除後は、巣があった場所を水で洗い流し、殺虫剤の残留成分を取り除きます。また、再発防止のためにその場所に再度殺虫剤を散布することが推奨されます。
専門業者にハチの巣を駆除してもらう場合の流れ
ハチの巣を安全に駆除するには、専門業者に依頼するのが最も確実で安全な方法です!
現地調査から駆除作業、アフターケアまでを包括的に行うため、ハチによる危険を最小限に抑えることができます。
1. 業者への連絡
電話またはウェブサイトで問い合わせ: まず、ハチ駆除専門業者に連絡を取ります。業者に巣の場所や大きさ、ハチの種類などを伝え、見積もりを依頼します。
2. 現地調査と見積もり
現地調査
業者が現地に訪問し、巣の位置や大きさ、ハチの種類を確認します。これに基づいて、正確な駆除方法と費用を提示します。
見積もりの確認
見積もり内容を確認し、納得したら駆除作業の日程を決定します。
3. 駆除作業
業者は防護服を着用し、専用の駆除機材を使用して作業を行います。作業は通常、数時間以内で完了します。ハチがすべて駆除された後、巣も取り除かれます。
4. 作業後の確認
駆除作業が完了した後、巣が完全に除去されたこと、ハチが再発しないことを確認します。また、必要に応じて予防策も提案されます。
5. 支払いとアフターサービス
見積もりに基づいた料金を支払い、作業が終了します。多くの業者では、駆除後一定期間内にハチが再発した場合の無料再駆除サービスを提供しています。
駆除業者を選ぶ際のポイントと注意点
信頼できる業者選びが、安心安全な駆除への第一歩!
賃貸アパートでハチの巣を発見し、専門業者に駆除を依頼する場合、信頼できる業者を選ぶようにしましょう!
安易に業者を選んでしまうと、駆除が不完全だったり、追加費用が発生したりする、明らかに高額な費用を請求されてしまう可能性があります。
駆除業者を選ぶ際のポイント
ポイント | 説明 |
---|---|
駆除実績 | 多くの駆除実績がある業者ほど、技術力と経験が豊富です。 |
対応エリア | 自分の住んでいる地域に対応している業者を選びましょう。 全国対応!と書いてあっても、厳密には対応していないこともあります(別料金の請求など) |
料金 | 複数の業者から見積もりを取り、料金を比較検討しましょう。 高いな?と思ったらなぜそこまで高いのかを納得できるまで聞いてみましょう。 |
駆除方法 | 駆除方法について、詳しく説明してくれる業者を選びましょう。 |
安全対策 | 安全対策について、しっかりと説明してくれる業者を選びましょう。 |
アフターフォロー | 駆除後も、定期的な点検や忌避剤の設置など、アフターフォローを行ってくれる業者を選びましょう。 |
口コミや評判 | インターネットなどで、業者の口コミや評判を調べてみましょう。 |
連絡の通りやすさ | 連絡が取りやすく、対応が迅速な業者を選びましょう。 連絡先が携帯電話番号一つのみでは怪しい業者の可能性が高いです。 |
契約内容の確認 | 契約内容をよく確認し、不明な点は質問しましょう。 |
業者に依頼した場合の費用相場
まず大前提として、ハチの巣駆除費用は、種類、大きさ、場所によって大きく異なります!
ハチの巣を駆除業者に依頼する場合の費用相場は、巣の大きさや場所、ハチの種類によって異なりますが、一般的には10,000円から50,000円程度が相場です。これに加えて、巣の場所が高所にある場合や複数の巣がある場合は、追加費用が発生することがあります。
ハチの巣駆除にかかる費用は、作業の難易度やリスクに応じて変動します。
特にスズメバチの巣は攻撃性が高いため、駆除作業には高度な技術と装備が必要となり、他のハチと比べると費用は高額です。
また、巣が住宅の軒下や木の上など高所にある場合、作業の難易度が増すため、費用が上昇します。
日本消費者協会による調査では、ハチ駆除の平均費用は約20,000円と報告されており、特にスズメバチの場合は30,000円を超えることもあるとされています。
高所でもない手の届くあたりにある大きなスズメバチの巣などで20万円超の請求を行う業者もあるようですが、それは明らかにボッタくりです!理由を聞くまでもありません。
そのような請求を受けた場合は、国民生活センターなどに相談、通報してみましょう。
ハチの巣駆除参考費用
ハチの種類 | 巣の大きさ | 場所 | 費用相場 |
---|---|---|---|
アシナガバチ | 小さい | ベランダてすり | 1~2万円 |
アシナガバチ | 大きい | 軒下 | 2~3万円 |
スズメバチ | 小さい | AC室外機横(非高所) | 3~5万円 |
スズメバチ | 大きい | 軒下 | 5~10万円 |
スズメバチ | 小さい | 高所 | 5~8万円 |
スズメバチ | 大きい | 高所 | 8~15万円 |
さらにスズメバチの巣においては10cm未満で15,000円、20cmで20,000円、30cm超で30,000円というようなベース価格のようなものがあります。
このようにハチの巣駆除費用は、業者やハチの種類、巣の大きさや場所によって大きく異なります。
複数の業者から見積もりを取り、内容や費用を比較検討することが大切です。
賃貸物件にハチの巣を作らせない予防策!
ハチの巣を作らせないためには、事前に予防策を講じることが大切です。次は、ハチが嫌う香りを活用した予防策について詳しく解説します。
ハチは特定の香りを嫌う!
他の昆虫同様、ハチも特定の香りを嫌う性質があります。
ハチが嫌がる香りを活用することで、ハチがアパートに近づいたり、巣を作ったりするのを防ぐことができるのでハチが巣を作るような条件が整っているようなお部屋にお住まいの場合は、予め予防することで阻止することが出来ます。
特に、花の蜜を主食とするミツバチや、甘い匂いに反応するスズメバチは、強い香りに敏感です。香水や制汗剤、香りの強い洗剤や柔軟剤などは、ハチを引き寄せる可能性が高く、これがハチの巣作りを促す要因となることがあります。
ハチの嗅覚
ハチは、人間よりもかなり優れた嗅覚を持っています。そのため、人間にはほとんど感知できないような微量な香りでも、ハチには強く感じられます。
ハチが嫌いな香り 柑橘系
ハチが嫌いな香り ハーブの香り
逆に控えるべき香り
甘い香り全般
ミツバチやスズメバチは、花の蜜や果実の香りに引き寄せられます。甘い香りのする製品や食べ物が屋外に放置されていると、ハチが集まりやすくなります。
フローラル系の香り
花の香りを模倣したフローラル系の香水や化粧品は、ハチにとって魅力的です。特に春や夏には、これらの香りがハチを引き寄せ、巣を作られるリスクが高まります。
食べ物の香り
驚くべきことにバーベキューや果物などの食べ物の香りも、ハチを誘引する要因です。特に山場や海岸でバーベキューする際は注意が必要です。
なお、蚊取り線香はハチには効きませんので、バーベキューする際に蚊取り線香を炊いてもハチ対策にはなりません。
木酢水や虫よけネットでハチを寄せ付けない!
ハチの巣を作らせないためには、物理的なバリアとハチが嫌がる忌避効果を組み合わせることが効果的です。
虫除けネットは物理的なバリアとなり、木酢水はハチが嫌がる忌避効果を発揮します。
木酢水
木酢水とは、木材を燃やした際に発生する煙を冷却して作った液体です。木酢水には、ハチが嫌がる成分が含まれているため、ハチの忌避効果が期待できます。また、木酢水は、植物の生育を促進する効果もあるので植物があればそれに吹きかける、他、木酢水は臭いがかなり強烈なため、木酢水を容器に入れ、外に置いておくだけでディフューザーのようなものになり、それなりの効果が期待できます。
上記のような木酢液の原液に対して30倍希釈で十分な忌避効果を得られます。
動物も敏感なので猫なんかを飼育している場合には注意しましょう、猫が毛嫌いします。
虫除けネット
虫除けネットは、ハチがアパートの窓やベランダなどに侵入するのを防ぐ効果があります。
難点として設置に大変手間が掛かるということがあげられますが、同時に他の虫の侵入にも困っている場合などはメリットは大きいでしょう。
出来る細かい目のものを購入するようにしてください。
殺虫剤散布でハチを寄せ付けない!
ハチがいないのに、ずっと外に向かって殺虫剤を巻き続けてもあまり意味がありません。
ハチが寄ってきた時だけで大丈夫です。
例えば、アパートの軒下や、ベランダ付近にアシナガバチがうろちょろしているのであれば巣を作れるところを探している可能性が高いので、そのような状況を見つけた際に散布することで寄りにくくなります。
ハチの巣を見つけたら?
賃貸アパートやマンションでハチの巣を見つけたら、まず落ち着いて状況を判断しましょう。
ハチの種類や巣の場所によって、駆除の難易度や費用が大きく変わります。ベランダや室内など、専有部分にできたハチの巣は、原則として入居者の責任で駆除が必要です。
一方、廊下や階段など、共有部分にできたハチの巣は、管理会社や貸主が責任を持つケースが多いです。
自分で駆除するのは危険が伴うため、専門業者に依頼することをおすすめします。業者選びは慎重に行い、駆除実績や料金、対応エリアなどを比較検討しましょう。特に、スズメバチの巣は攻撃性が強いため、専門業者に依頼することが必須です。
ポイント
- ハチの巣の場所を確認し、共有部分か専有部分かを判断する
- 自分で駆除するのは危険! 専門業者に相談する
- 駆除業者を選ぶ際は、実績、料金、対応エリアなどを比較検討する
- スズメバチの巣は特に危険! 専門業者に依頼するのが安全
- 安心安全な駆除のため、信頼できる業者を選び、適切な対応をしましょう。