- 綺麗にリフォームされた賃貸のアパート、マンションを借りたはいいけど入居当日からゴキブリが出現!
- 叩いても叩いても次から次と出てくるゴキブリ!どうにかならんのか?
引越、入居当日にゴキブリが出現したらとても気持ちの良いものではありませんよね。
基本的に入居日当日にゴキブリが出現した場合は、入居者に責任があるわけではありませんが、ゴキブリが原因で引っ越すなんて馬鹿げた話はありません。
私もゴキブリが大嫌いで、徹底(?)したらそれ以来1匹も出なくなりました。
安心してください!きちんと対応することでゴキブリが姿を現すことはなくなります。
記事前半は侵入経路について、記事の後半はゴキブリ対策グッズを紹介するので対応策を打ってみましょう。
※ 本記事にゴキブリの写真は掲載していませんので、安心してお読みください。
それにしてもゴキブリが多い!管理会社に相談するべき?
引っ越した瞬間にゴキブリ(以下Gと言います)が多すぎると、ご自身の部屋ではなく他の部屋、もしくは他の家が原因である可能性が高いです。
本当にとんでもないような汚部屋が近くにある可能性があります。
ただ、例外として引っ越し時にご自身で持ち込んでしまったという可能性もゼロではありません。
ですので、その場合は不動産管理会社、もしくは仲介業者、あまりアテにはなりませんが家主さんへ相談してみましょう。
特に、ベランダにゴミ袋がたくさん置いてある、または玄関前を通ると明らかに異臭がする部屋がある場合など、その号室を含めてクレームを入れて大丈夫ですよ。
心配しなくても、誰がクレームを入れてきたなんてことは通常答えることなんかしませんので、何も気まずく思う必要はありません。
管理会社によるGへの対応
実際のところ、クレームを入れたところでどこまでやってくれるかはその相談先次第でしかありませんが、管理会社、もしくは仲介業者、家主に丁寧に相談してみましょう。
ケースバイケースですが、下記のような対応を行ってくれる場合があります。
いきなり大クレーマーのような態度でクレームを伝えるとせっかくやってくれる相談先も何もやってくれなくなります。
しかし、丁寧な態度でクレームを伝えたとしても大半の不動産業者は「そんなもん知らんがな。」になりがちです。
ですので大変理不尽で、腹立たしいのですが、ほとんどの方が泣き寝入りしてしまうということになります。。
1.燻煙剤やG駆除剤を提供してくれる
入居当日から数日など入居から間がなければ燻煙剤やG駆除剤を提供してくれたり、G発生源の特定や注意喚起をアパート、マンション全体に行ってくれる可能性があります。
燻煙剤が実際どれほど効果があるかは分かりませんが、確かに減りますし提供されれば試しましょう。
ただし、この場合は根本的解決に至らないという点に注意しましょう。
引っ越しが出来なくても根本的解決を目指すために、当記事を最後までお読みくださいね!
2.初期費用を全額返金し、新しい住居を探してくれる
これはレアなケースで、かなり親切な不動産業者であればやってくれます。
初期費用を全額返金し、新しい住居への引越費用も考慮して、仲介料を大幅サービスなど極力費用負担無しで、新居を探してくれる親切な不動産業者も中にはあります。
とはいえ、仲介手数料大幅サービスとはいえ引越費用全額まで賄えるわけではないのでどうしても余計な手差しは掛かってしまいます。
Gはあなたがどれだけ綺麗、清潔に保っていても入ってくる可能性はある
Gは、近隣に不潔な家があれば、自分が綺麗に保っていてもどこからでも入ってきます。
Gは雑食性でなんでも食べます。人の髪の毛でもエサとなりえますが、当然、Gからみてもっと美味しいものがあればそれをめがけて食べにいきます。
よく言われる定番が油、タマネギ、砂糖です。
今日使った油をそのままにしていることやタマネギを室内で干しているなどすると格好の餌食となりますので、使った油は即日処分など出来ることはやっておきましょう。
しかし、なんでも食べるので生ごみはもちろん、死んだ虫の死骸や本、雑誌、新聞紙などでもエサとなりえます。
とりあえずは清潔にしておけば、好んで入ってくることは減りますが、近隣に絶対数が多いと迷いGがどうしてもたまに入ってくることがあります。
Gはどこからやってくる?侵入経路を解説!
どれだけ綺麗にリフォームされたマンション、または戸建てであっても、Gはどこからでもやってくる可能性はあり、入居者が綺麗にしていても横の部屋や上の階層、下の階層の入居人で汚部屋がある、横の家が極端に不清潔などの場合は迷いGが入ってくる可能性は極端にあがります。
とはいえ、侵入経路は知れています。
まずは侵入経路を塞ぐことで突然の出現を食い止めることが出来ますよ!
Gの侵入経路、排水溝
排水溝はGの侵入経路No.1です。
排水溝の中を通ってくるので、これについてはどれだけ清潔にしていてもアパート、マンション、戸建てであっても遠くからくるGが部屋まで入ってくる可能性があります。
対応策としては、あらゆる排水溝に蓋をすることです。
キッチンなんかは最初から設置してあるゴミカゴがしっかりついていれば大丈夫です。
下水の臭いがあがっているようなトラップがないような状態だとまずいです。
Gの侵入経路、玄関などの隙間
賃貸アパートなどでよくあるのが、横の部屋が退去し、ハウスクリーニング業者がアースレッド、バルサンなどの燻煙剤を炊いたあと、そこに居座れなくなったGが表に飛び出し、そこから入ってくるというケース。
その場合は、玄関の隙間やポストの隙間、エアコンの室外機、窓を開けていればそこから入ってくることがかなり多いです。
Gは1匹いると30匹いるといわれますが、あなたが思っている以上に横の汚部屋にはGがいます。
近隣のGの絶対数が多ければ多いほど部屋に侵入してくるGの数は増えます。
仕事が終わって夜、家に帰ったら玄関前に3匹のGがいた。なんて場合は、近隣のどこかが燻煙剤を使用したと思ってもよいでしょう。
対応策としては、排水溝と同じようにできる限り隙間を埋めることです。
隙間テープで隙間を埋めることが出来るのでぜひ買ってみましょう。
G以外の小さな虫にも有効です。
玄関用にはこのようなしっかりしたものがオススメです。
両者とも比較的取り付けは簡単です。
隙間テープの取り付けのメリットは害虫の侵入を防ぐ以外に、隙間風が入ってくるのも防ぐので花粉対策や防音対策にもなりますよ。
Gの侵入経路、キッチン換気扇
キッチンの換気扇といえば、調理した後の油がびっしりついてこともあります。
掃除しなければGは油のにおいにつられてやってくることでしょう。
その換気扇の隙間から入り込みます。
ただし、これも前述同様、横の部屋が燻煙剤などを使用した場合によく入ってくるものと考えられます。
試したアイテムを紹介!目の前にGが出現したら!?
自宅でGを見つけたら、まずは殺虫剤をかけよう!になると思いますが、殺虫剤ももちろん良いのですが、動きの素早いGは殺虫剤よりも値段も高いだけあって凍結スプレーのほうが効き目が早いです!
凍結スプレーは殺虫剤に比べて、天然由来のもので作られていることが多く、小さなお子様やペットがいる場合にも比較的安全に使用できます!
「一旦は凍結するだろうけど、また復活するんじゃないの?」と思うかもですが、変温動物であるGはあまりの冷たさに耐えることが出来ず、冷え切った体になったあとはそのままお陀仏となります!
また、Gが出現する時期はムカデ、ゲジゲジ、カメムシ、ハチ、クモも出現しますが、すべての虫に効果があります。
何点か紹介するので、騙されたと思って使ってみてください!
夏場、自宅に1本でもあるといざという時に心強いです!
試したアイテムを紹介!これでG出現がゼロになりました
出現ゼロになったと言いましたが、僕が試したアイテムは、、、下記の1点のみです。。
この1点だけで、僕の家からGはいなくなりました。
G駆除にはアースブラックキャップ
業務用をはじめ、様々なG対策アイテムを試してきましたが業務用は値段も高めですし、コストパフォーマンスが一番よかったのもこれでした。
Gが出現したらその日はホテルに逃げ込むぐらいGが大嫌いな僕にはとても助かったアイテムの一つです!
アース〇薬の回し者でもなんでもないですが、ブラックキャップはかなり効果があると言えます!
<アースブラックキャップ優れた12の効果>
(1) その日から効く!
・置いたその日から効果が現れる速効成分フィプロニルを配合。
・エサを食べたゴキブリを速効駆除。(2) 3度効く!巣のゴキブリにも効く!
①エサを食べたゴキブリ
②そのフンや死骸を食べた巣のゴキブリ
③さらに外から侵入してきたゴキブリ
・巣の中の幼虫や他の成虫もすばやく巣ごと駆除。(3) メスの持つ卵に効く!
・エサを食べたチャバネゴキブリが持つ卵にも効く。※抱卵初期のメスに対しての効果
・ゴキブリの卵から成虫までトータルに効きめを発揮。(4) 薬剤抵抗性ゴキブリに効く!
・薬剤に対し抵抗力を持ったしぶといゴキブリにもしっかり効く。(5) 大型ゴキブリに効く!
(6) 8つの成分で誘引!
(7) 半生エサでよく食べる!優れた効きめを発揮するブラックキャップ容器!
(8) たくさん置くことでゴキブリの駆除効果がアップ。
(9) ブラックドームの暗闇でゴキブリが警戒しにくい。
(10) ゴキブリに適度な隙間で入りやすい。
(11) 360度のマルチエントランスでどこからでも誘い込む。
(12) 特殊スロープ形状でエサまで誘い込む。引用:アース製薬
その日から効く!というのは正直言いすぎかもしれませんが、数日の間に姿が激減するのは確かです。
Gがたくさん出て困るという方は、まずはブラックキャップを試してみましょう!
ブラックキャップの設置方法
ブラックキャップの設置はとっても簡単で、Gが出現するお部屋の下記のようなところに設置するだけです。
封をあけると、メイプルシロップのような甘い良い香りがします。
ただ、あまりにたくさん設置すると効果も高まるでしょうが、来客なんかがあった際にあまりブラックキャップがたくさん置いてあると、この家、Gがすごい出るのかな。と思われてしまう可能性も。。
徹底するなら自家製ホウ酸団子を作って設置!
Gにはホウ酸団子というのはどこかで聞いたことがあるかもしれません。
市販でG駆除用のホウ酸団子が売っており、僕も何個か試しました。
正直言ったらメーカーに怒られそうですが、ぶっちゃけて言うと効いた試しがありません。
しかし、過去の経験から自家製ホウ酸団子であればかなりの効果を発揮します。
今回の僕の場合は、ブラックキャップでGがいなくなったのでホウ酸団子までは作っていませんが、徹底するのであればブラックキャップ+自家製ホウ酸団子のダブルで攻めてみましょう!
間違いなくGは極端に減ります。
自家製ホウ酸団は1年は有効です。気になるなら1年に2度やれば間違いないです。
自家製ホウ酸団子のレシピ
ホウ酸団子にはいくつかのレシピがありますが、以前僕が試して極端にゴキブリが減ったホウ酸団子レシピを紹介します。
基本的にはブラックキャップと同じような位置に設置することで間違いありませんが、小さなお子さんやペットがいる場合はかじってしまうことが無いように徹底的に注意しましょう!
かじってしまったら中毒症状を発症します。
中毒事故の問い合わせが多い家庭内の化学製品 食品保存剤、乾燥剤 食品保存剤菓子類、生めん、おもち、水産加工品等の食品包装…
さて、ではホウ酸団子の作成にかかっていきましょう。
<< 準備する物 >>
- ゴム手袋(手荒れを防ぐため)
- お弁当などに入れるおかずカップ(あれば)
- 気になるのであれば100円ショップでそれ用のボウルを購入
<< 自家製ホウ酸団子の材料 >>
- ホウ酸 250g(一袋の半分)
- タマネギ 150g
- 小麦粉 100g
- 砂糖 大さじ1杯
- 牛乳 適量
1. 【下準備】まずはタマネギをみじん切り、もしくはすりおろす
タマネギは皮をきちんと剥いて、小さめのみじん切りにするか、ミキサーかおろし金ですりおろします。
2. ホウ酸、小麦粉、砂糖、タマネギを混ぜ合わせる
ゴム手袋を装着したあと、ボウルに上記を入れ混ぜ合わせます。
全体が耳たぶぐらいの柔らかさになるまで牛乳を加えていきます。
この時の牛乳は少しづつ加えてください。
よく練ったら完成です
3.完成したホウ酸団子をカチカチになるまで乾燥させ、設置する
小さなお子さんやペットの目に触れないところにおき、ホウ酸団子を乾燥させます。
時期にもよりますが5~7日程度でカッチカチに固まりますので、そうなったら設置OKです。
あとはブラックキャップと同じような個所に設置を行ってください。
もし、おかずカップがあれば柔らかいまま設置してしまってかまいません。
賃貸物件などでカップをおかずして設置はやめましょう。
そのまま団子がたるんでいき、硬くなったまま床材と一緒にひっついてしまって取る際に傷をつけてしまいます。
なぜホウ酸団子がGに効くの?
Gは夜行性で夜に見かけることが多いですが、特に電気を切っている家の中はいくらGとはいえ、全く見えません。
目が見えない代わりに、あの気持ち悪い長く触角が発達しており、他の昆虫に比べ、嗅覚神経がはるかに優れています。
ホウ酸団子の中に入っているタマネギ、砂糖が甘い香りを発し、その匂いに引き寄せられ、Gがかじります。
ホウ酸団子をかじったGは、ホウ酸によって体中の水分が奪われ、脱水症状を起こし、神経がマヒしそのまま死に至ります。
効果が出るまでは設置から1週間程度といったところで、比較的速攻性があります。
Gが大量にいるケースであれば死骸を見ることもあるかもしれませんが、基本的にはあまり目につくところで死骸も見ないため、G嫌いには特に役立つ駆除剤になるでしょう。
G嫌い方向けへ徹底駆除について解説しました
- 賃貸物件に引越間もない時期にGが現れた場合には管理会社、仲介業者、家主に相談してみよう
- 考えられるGの侵入経路を塞ごう
- ブラックキャップを設置しよう
- 不安な方は自家製ホウ酸団子を作って設置しよう
今回の記事ではこの4点について解説しました。
少々お金がかかったり、面倒くさいこともありますが、上記4点を確実に実施することでGは本当に姿を消します!
G嫌いには出てからでは遅いので、4月から遅くても5月から対策すれば嫌な思いをすることは極端に減るはずです。
ぜひ取り組んでみましょう!